MegaRAID及びHBAでは、SDC (Sillent Data Corruption)に対処するための機能に対応しています。
これはData Protectionと言われます。

これは、T10 Protection Information(PI)という機能と、それに対応したドライブを使用することで有効化できます。

対応したドライブは、通常の512byteよりも多い520byteセクタでフォーマットできます。
Data Protectionはでは、RAIDカードやHBAはデータの書き込み時にI/O情報を元にチェックサムを作成しドライブに渡します。
ドライブは、増加しているセクタ部分にこのチェックサムを保存します。
読み取り時には、チェックサムを元にデータの整合性をチェックします。

520byteセクタの使用に対応していないドライブを使用すると、このData Protectionオプションは自動で無効化されます。

※Protection Informationは、それを行う機構により呼び名が変わります(DFI、DFX)

 

https://www.broadcom.com/support/knowledgebase/1211161502244/the-data-protection-feature---megaraid